シネマート心斎橋で「タイ映画フェスティバル」-8作品を一挙上映

「キング・ナレスワン ~アユタヤの勝利と栄光」より © 2007 Prommitr Production. All rights reserved.

「キング・ナレスワン ~アユタヤの勝利と栄光」より © 2007 Prommitr Production. All rights reserved.

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 シネマート心斎橋(大阪市中央区西心斎橋1、TEL 06-6282-0815)で9月27日、タイ映画フェスティバル「タイ式シネマ☆パラダイス」が始まった。

タイ版「アメリ」と称される「シチズン・ドッグ」の一場面

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 タイは映画製作が始まってから100年以上の歴史を誇り、現在ではカンヌをはじめ世界中の映画祭で招待上映される「アジアを代表するエンターテインメント大国」(同劇場)。俳優の浅野忠信さん、映画監督の三池崇史さんらがタイ映画に出演する一方、ハリウッドは競ってリメーク権を取得するなど、世界の映画関係者からも注目されている。

 上映作品は、タイの王族が監督、タイ映画史上最高の制作費を投入して大ヒットを記録した歴史大作「キング・ナレスワン 序章 ~アユタヤの若き英雄誕生~」、「キング・ナレスワン ~アユタヤの勝利と栄光~」のほか、「メモリー ~君といた場所~」では雑誌「CLASSY」などでモデルとしても活躍する女優のポーラ・テイラーさんが記憶を失ったスターと恋に落ちるパパラッチを熱演。タイ版「アメリ」とも称される「シチズン・ドッグ」は、片思いの女の子ジンに尽くすため職を転々とするポッドが不思議な人々に出会うコミカル・ラブストーリー。

 このほか、タイの人気コメディー俳優がアクションで活躍する「アルティメット・エージェント」、タイで10年以上連載が続く人気漫画が原作のコメディー「ヌーヒン バンコクへ行く」、携帯のプライベートな動画の流出が原因で殺人事件が起きるサイコ・ホラー「セルラー・シンドローム」、2007年釜山映画祭でスター・サミット・アジアに選出された俳優アナンダ・アヴェリンハムさんが記憶喪失の男性を演じる「ミー・マイセルフ 私の彼の秘密」の計8作品を上映する。またアニメやCM、短編作の特別上映やイラスト展、タイの魅力を紹介する展示などのイベントも開催する。

 チケットは、一般1,800円。10月10日まで。

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