モノクロ銀塩写真の愛好家らが写真展-南船場のギャラリーで

田中正隆さんが撮影した神戸港の1カット

田中正隆さんが撮影した神戸港の1カット

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 南船場の写真ギャラリー「壹燈舎(いっとうしゃ)」(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6121-6202)で現在、モノクロ銀塩写真の愛好家グループによる写真展「モノクロ同盟 Photo Exhibition 2009 Part2」が行われている。

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 同店は、同ギャラリーのオーナーでもある杉本征克さんと、田中正隆さん、谷井博美さんによる写真愛好家グループ「モノクロ同盟」の2回目の作品展。3人は以前からモノクロ銀塩写真の愛好家で、写真クラブなどを通じて知り合い、昨年4月にグループを結成した。今年2月には南船場の写真ギャラリー「ナダール」で初めての写真展を行った。

 モノクロ写真の魅力について杉本さんは「自分の色を付けられるのが醍醐味」と話す。撮影した写真を焼き付ける際に、光の当て方を工夫することで「白い部分はより白く」見せるなど仕上がりを調整することができる。「逆光でもあえて絞りを開けて撮影することもある」と杉本さん。日影の部分でもフィルム上に情報があればきれいに焼き付けることができるからという。「黒から白までのきれいな色、特にグレートーンを最もきれいに出したい」とも。

 営業時間は12時~19時。月曜定休。10月4日まで。

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