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阪急百貨店、ファッション専門学生とコラボ-作品、学生自ら店頭販売へ

阪急百貨店の担当者から商品チェックを受ける学生

阪急百貨店の担当者から商品チェックを受ける学生

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 大阪・北堀江のファッション専門学校「エスモード ジャポン大阪校」(大阪市西区北堀江1)で1月24日、阪急百貨店うめだ本店(北区)で販売する同校の学生らが製作した商品の最終チェックが行われた。

同校ファッションクリエイティブ学部総合学科の加藤舞さんと手掛けた商品

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 産学協同プロジェクト「ESMOD JAPON × HANKYU UMEDA SELECT SHOP」の一環。同校学生が企画立案からマーケットリサーチ、商品デザイン・縫製・売り場企画などを行い、実際の売り場での販売までを経験する現場連動型のプロジェクト。今回で5回目となる同プロジェクトは、昨年グランドオープンした同店の出店を記念して、同校の学生のほか東京校の2年生の学生ら約150人が製作した商品を販売する。

 同校の1階ロビーには、学生が手掛けた洋服や小物など約260点を並べ、百貨店の担当者が製作者から一点一点商品の特徴や素材の説明を受け、縫製の仕上がり具合や価格の妥当性など細かい商品チェックを行った。同校広報担当者は「服を作る際は自分の世界観で作っている。百貨店の方に商品チェックをしてもらうことで、客の手に渡って分かることを考える機会となる」と話す。

 同校ファッションクリエイティブ学部総合学科の加藤舞さんは「マタ・ハリ(女スパイでありダンサーでもある)をイメージして、ジャケットは流れるようなシルエットで、パンツは派手な昔の装飾を現代風にデザイン」した洋服を製作。百貨店の担当者からは、ボタンの厚さや、洗濯の仕方のアドバイスを受け「自分が意識していなかったところを指摘され勉強になった」と話す。今後、学生は販売研修を行う。

 同店3階イベントスペースで2月6日~12日、これらの商品を販売する。2月9日・10日(各日16時~)は、製作した本人が商品作りやデザインについてプレゼンをする。

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