大阪・道頓堀で、12月12日・13日、関西の大学生・専門学生・高校生がミナミ地域の活性化を目指す「ミナミ学生祭　2015－冬の陣－」が開催される。

中心メンバーとなった13人の学生

　2012年に1回目を開催し、今回で4回目となる同イベントは「若者の力でミナミの街を盛り上げてほしい」という地元の人の思いから始まったもの。10代、20代に大阪・ミナミの魅力を発信することが目的で、関西の大学生を中心に結成された「ミナミ学生祭実行委員会」が企画している。今回は、関西大学をはじめとする13人の学生が中心となり、2日間で約300人の学生が、パフォーマンスやブース出店を行う。

　メーン企画は、約1000個のペットボトルで作られた高さ4.5メートルのクリスマスツリー。1回目から行っているもので、ペットボトルには、子どもから大人まで思い思いの願いを書く。新人発掘型音楽コンテスト「Riot Tunes Project（ライオット・チューンズ・プロジェクト）」では、予選を勝ち抜いた1組がゲストバンドと対バンを行う。パフォーマンス企画「ルミナス・ミナミ」では、よさこい、落語、漫才などさまざまな学生パフォーマーが登場する。

　ブース出店では、オリジナルスープの販売数を競い合う「スープコンテスト」や、学生クリエーターによるハンドメードショップ、外国人観光客に日本文化を体験してもらう「年賀状ブース」が登場。約100人のサンタクロースがゲリラで出現する予定も。

　広報部の関西大学社会学部メディア専攻の喜多和也さんは「企画・運営から資金集めまで、全く経験が無い状態からのスタートだったので苦労したが、一人一人の力でここまでやってこれた。当日は、企画に関わった人達が『またミナミに来たい』と思ってくれるようなイベントにしたい」と意気込む。

　開催時間は、12日＝13時～19時まで、13日＝14時～20時まで。