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ミナミエリアにダシ専用自販機が初登場 「お茶じゃない」話題に

ミナミエリアに初登場した「だし道楽」自動販売機

ミナミエリアに初登場した「だし道楽」自動販売機

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 二反田醤油(広島県江田島市)が製造・販売している和風ダシ「だし道楽」の自動販売機が7月11日、ミナミエリアに初設置された。現在、関西中に設置箇所が増えており、「お茶じゃない、ダシ専用自販機」と話題を呼んでいる。

駐車場にひっそりとたたずむ

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 三井不動産リアルティ(東京都千代田区)が運営する駐車場「三井リパーク」内に設置されている「ダシ専用自動販売機」。2007年7月に二反田醤油が運営するうどん店「うどん屋 だし道楽」での設置を1台目に、現在広島県を中心に28カ所設置している。今回ミナミエリアに設置したのは、三井のリパーク「難波中第12」(大阪府大阪市浪速区難波中1)。

 駐車場という場所と、自動販売機というスタイルで販売することになったきっかけは「駐車場のデッドスペースを活用でき、24時間購入できる利便性と、色味に合わせて『お茶じゃない』とネタにできる点」からと、二反田圭児取締役は話す。

 販売しているダシは「だし道楽焼きあご入り」(500ミリリットル=650円)と、「だし道楽昆布入り」(同=450円)の2種類。場所によってどちらか1種類、もしくは2種類を販売しており、全28カ所で1日に約500本売り上げる。どちらも濃縮だしで、味が少し甘めなため、卵料理に使うのがお薦めだという。ミナミエリアで販売する「だし道楽焼きあご入り」は、中にトビウオがそのままの形で入っており、見た目のインパクトが大きいことから人気だという。

 よく売れる日は長期休暇中で、手土産品として購入する客が多いという。「鍋やうどんなど、温かい料理を作る機会が多い冬場も売れるペースが早い」(二反田取締役)。「濃縮ダシのため、購入後そのまま飲むのはお勧めできない」と前置き、「ぜひ自分なりのだし道楽の楽しみ方を見つけて」とPRする。

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