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戎橋筋商店街が「春の体験博」 店舗や名所で体験する26プログラム

551蓬莱「秘伝の豚まん手包み」体験の様子

551蓬莱「秘伝の豚まん手包み」体験の様子

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 大阪ミナミの戎橋筋商店街(大阪市中央区難波5)は5月10日から、体験型イベント「戎橋筋商店街 春の体験博2019」を開催する。

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 商店街全体を博覧会場に見立て、店舗や商人が主体となり、さまざまな体験型のプログラムを提供するイベント。「平素できない体験を通じて、商店街や周辺地域の商いや街の魅力をお客さまに知っていただきファンになっていただくとともに、なんばの街で家族や知人との交流を楽しんでいただける機会を提供する」(同商店街)のが狙いで、毎年春と秋に開催しており、今回で18回目。これまで延べ3万人以上が参加した。

 今回は「伝統と最新が混じり合うなんばの魅力」がテーマ。商店街の店主やスタッフが講師となり、商いの技を学ぶプログラムや、商店街の歴史の中で培われた芸能文化を体験できるプログラム、なんばエリアにオープンした最新スポットを訪れるプログラムなど、全26プログラムを用意し、約700人が参加できる。飲食を伴うプログラムで有料のものもあるが、多くのプログラムは無料で参加できる。5月21日まで。

 「ミナミ美味しい店探し&ランチツアー」(5月11日)は、千日前~なんば周辺のお薦め店を紹介する街歩きの後に、昨年12月に開業したグルメビル「GEMSなんば」にある「ベトナム料理カオムーン」でランチを食べるもの。毎回ランチツアーは人気が高いという。「リアルに解かる歌舞伎講座」(5月12日)は、3月30日にオープンしたばかりの「道頓堀ミュージアム並木座」を訪問し、回り舞台を体験した後、別会場で歌舞伎講座を開く。

 事前申し込みが必要なプログラムについては、公式サイトとはがきで応募を受け付けている。応募者多数のプログラムは抽選となる。締め切りは4月20日。

 同商店街の担当者は「新スポットとのタイアップ企画のほか、戎橋筋商店街に本店を置く老舗(しにせ)の名店直伝の手作り体験や、映画興行発祥の地での特別上映会、フードミュージカルの親子観劇など、商人の技やなんばエリアの歴史・文化的な魅力をリアルに体験できるプログラムを実施する。毎回普段できない体験などを通して、『いつも通っているミナミでも知らない所があり、新発見がたくさんあった』『ますます店のファンになった』などのご意見をいただいている」と話す。

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