10人の作家によるグループ展「PORT Vol.1」が7月24日、ギャラリー「ART HOUSE」(大阪市西区北堀江1)2階で始まった。
今年2月~3月、同会場で開催した個展「FIGURE」での体験をきっかけに画家・美術家の有村はじめさんが企画した同展。有村さんによると、同展会期中に訪れた訪日外国人旅行者が、卓上に並べた小さな紙作品を予想以上に買い求めていく様子を目にし、言葉や国境を越えてアートで心が通じ合う瞬間を実感したといい、続けて「この経験から、自身が敬愛する作家の作品を、国内外の来場者にも紹介したいと思った」と話す。
会場では、有村さんをはじめ、滝本章雄さん、藤城嘘さん、藤沢柊さん、伊藤麻衣さん、はせがわしょうこさん、オダッシュさん、堀としかずさん、ミヤトメイコさん、Fujiwara Shihoさんの作家10人が出展する。東京、京都、北海道、大阪から集まった作家による絵画作品など、約60点を展示する。出展者は全員、有村さんの知人で、作家同士では今回が初顔合わせとなる組み合わせもあるという。
会場では作品のほか、マグネットや手作りしおり、ステッカー、メッセージカード、ポストカード、ポスター、今回の展示を記録したミニ画集風のZINEなど物販も行う。
7月25日は出展作家による座談会と交流会が行われた。会場では、音楽バンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットデザインや小説「夜は短し歩けよ乙女」「謎解きはディナーのあとで」のカバーイラストなどで知られるイラストレーターの中村佑介さんがゲストとして登場。有村さんが20歳のころ、ツイッター(現X)をきっかけに中村さんのイラスト教室に参加して以来の縁から今回の参加が実現した。
有村さんは「若い世代が作品を発表して、盛り上がる場を作りたかった」と開催経緯について話す。「2回目以降も開催していきたいので、ZINEを買って応援してほしい」とも。
開催時間は11時~18時(火曜は17時、金曜は19時まで)。水曜・木曜休館。入場無料。8月4日まで。