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島之内の生花店がフードパンダ導入 生花店として関西初

フードパンダでのデリバリーサービスを始める「HANAPOCHI」

フードパンダでのデリバリーサービスを始める「HANAPOCHI」

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 島之内の生花店「HANAPOCHI」(大阪市中央区島之内1)が10月11日から、デリバリーサービス「フードパンダ」で花の販売を始める。

花束を作る様子

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 人材派遣業を展開するスプラウト・イット(西心斎橋2)が、フラワー事業部として2015(平成27)年、心斎橋に生花店を開いたのが始まり。北新地や京都・祇園にも展開していたが新型コロナウイルスの影響で注文が減り、一部が閉店。10月をもって心斎橋店は閉店し、今年5月から稼働している「HANAPOCHI」に機能を集約した。現在は中央区を中心に2000件以上の企業や飲食店などから花の注文を受け付けている。

 デリバリーサービス「フードパンダ」で販売することで一般客の取り込みを狙うほか、広報の猪股美紀さんは「花に親しみを持っていなかった層へアプローチできるのではないか」と期待する。関東では9月から日比谷花壇(東京都港区)が同サービスを利用して花を販売しているが、関西では初めての取り組みになるという。

 フードパンダではバラ(660円~)、鉢植え(1,200円~)、誕生日用の花束(3,300円)など約30商品を販売する。配送エリアは、島之内を中心に5キロを想定する(天候により変更あり)。猪股さんは「スタッフの一言から始まった企画。実現までに障害はたくさんあったが、サービスとして展開出来てうれしい。食べ物を注文するのと同じ感覚で、気軽に使ってもらえたら」と話す。

 利用時間は9時~19時。

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