南堀江「テンピュールショップ」がリニューアル-シーン別に部屋ごと展示

これまでよりも店舗面積が約3倍に広がった店内

これまでよりも店舗面積が約3倍に広がった店内

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 テンピュール・ジャパン(神戸市中央区)は12月6日、南堀江の「テンピュールショップ 南堀江」(大阪市西区南堀江1、TEL 06-6541-1217)を移転オープンした。

横になって約10分間の体験旅行気分を味わう

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 同社はテンピュール・ワールド社製品の日本総販売元で、テンピュールはNASAが公式に認定した素材。マットレスやピロー(枕)、ベッドを中心に、「快適な眠り」にこだわった商品を展開する。同店はこれまで、通りを挟んで反対側の店舗で岸タンス店が営業していたが、展示点数を増やしたい岸タンス店と売り上げを伸ばしたいテンピュール・ジャパンの思惑が一致、移転リニューアルが決定した。

 リニューアルに際して、テンピュール製品の単独での展示だけでなく、岸タンス店が取り扱う他社製の家具なども合わせて部屋のイメージを表現、ファミリー向けなどシーンごとの展開を目指した。同店担当者の桑原大輔さんは「シーンごとの展開とすることで、空間としての広がりが表現できる。来店客に部屋のイメージ作りの手伝いができると考えた」と狙いを説明する。店舗面積は従来の約3倍の180平方メートル。

 従来のマットレス選びでは座って感触を確かめる場合がほとんどだったが、「実際に横になることで初めて良さが分かってもらえる」(桑原さん)と、寝心地を体験できるスペース「スペースキャビン」も設置した。5分~13分の3プログラムを用意、スペースシャトルの離発着シーンなどを疑似体験しながら、音とベッドの動きで、短時間で寝心地が確かめられるようにした。

 来店客は30~50代が中心。店内にはベッド用品だけでなく、シートクッションやバッグの肩掛け部分にテンピュール素材を用いた「バッグストラップ」、自転車のサドルにかぶせる「バイシクルパッド」なども取り扱い、比較的購入しやすい商品と位置付ける。桑原さんは「今後も新商品などで展示点数を増やしていきたい」とし、「気軽に来店し枕など持ち帰ることができる商品の購入をきっかけに、ファンになってもらえれば」と新たな顧客取り込みを目指す。

 営業時間は、平日=10時~18時、土曜・日曜=10時~18時30分。水曜定休。

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