千房の「お好み焼きパン」「焼きそばパン」、神戸屋とのコラボで実現

「千房 お好み焼きパン」(左)と「千房 カレー焼きそばパン」(右)

「千房 お好み焼きパン」(左)と「千房 カレー焼きそばパン」(右)

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 大阪の人気お好み焼き店「千房」(大阪市浪速区難波中1)の「お好み焼き」と「焼きそば」の味を表現したパンが8月1日から期間限定で発売される。神戸屋(大阪市東淀川区)とのコラボレーションにより実現した。

シャキシャキ感のあるキャベツが入った「千房 お好み焼きパン」

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 お好み焼き店「千房」は、大阪・千日前で1973(昭和48)年に創業した老舗店。現在は北海道から九州まで展開するほか、ハワイにも直営店を出店している。中でも道頓堀にある「千房道頓堀ビル」は、1階から4階までが通常の「千房」で、5階には高級お好み焼き、鉄板焼きの「ぷれじでんと千房」を展開するなどユニークな店づくりで人気が高い。

 「千房 お好み焼きパン」(126円)は、シャキシャキ感のあるキャベツを千房特製ソースで絡め、ふっくらした生地で包んだ。「千房 カレー焼きそばパン」(同)は、焼きそばに千房特製カレーソースを絡め、細長い生地で包んだ。

 今回のコラボレーションは、神戸屋からのアプローチで実現した。「千房の味を再現すること、パンとしてのおいしさを追求すること、生産工場での製造工程を考慮すること」(同社の関西企画開発部の中村さん)の3点に苦心し、1年がかりの試行錯誤の末、完成にこぎ着けた。特に「商品の顔づくりに苦労した」といい、パンとしておいしく見えるようにチーズをトッピングし、お好み焼きのかつお風味とともにチーズの香ばしさも味わえるようにした。

 8月1日~10月31日の期間限定で、関西、関東を中心としたスーパーやコンビニなどで発売する。出荷目標は60万個。

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