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一見失敗?-南船場のギャラリーで「ピンボケ」ばかりの写真展
(2010年01月27日)
南船場の「ギャラリー・アビィ」(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6261-7383)で現在、4人の写真家による企画展「とってもピンボケ・3」が開催されている。
同展は、一般には失敗作とされる「ピントの合っていない」写真ばかりを集めた企画展。「『ピンボケ=失敗』という固定観念を捨て、何が写っているのか分からないぐらい思いきりピンボケにしてみたら面白いのでは」と同ギャラリーが3年前に始め、毎年実施している。同展ではピンボケ写真の面白さを伝えるため、特に作品の展示の仕方に工夫を凝らしているという。余白を大きく取った壁に作品を展示し、美術館のような空間づくりを目指した。
出展作家はkanaho*さん、伸之助さん、テクマクさん、そして同ギャラリー・オーナーの吹雪大樹さんの4人。各作家がそれぞれ独自の発想でとらえた「ピンボケ」写真を展示する。ピンボケであいまいになった被写体は「全く違ったものや抽象画のように見えることもあれば、はっきりと頭の中でイメージできない昔の思い出のようでもある」と吹雪さん。ピンボケ効果によって、作品に味のある濃淡が生まれ、妖(あや)しく不気味な雰囲気を醸し出すことも。
同展の魅力について、吹雪さんは「ピンボケ写真を作品として展示するというコンセプト自体、作り手と見る側、双方に新しい視点を与えてくれる」とし、「いろいろなとらえ方ができるというのが写真の面白さ。一見失敗かなと思った写真でも、少し『寝かせて』おくと良くなっていくことも。当展を通じて『こんなとらえ方もあるんだ』とたくさんの気付きを得てもらえれば」と話す。
開催時間は12時~19時。入場無料。今月31日まで。
4人の作家によるそれぞれの「ピンボケ」写真が並ぶ(関連画像)浜松の若手写真家がグループ展-アマ7人が自由な発想で撮影(浜松経済新聞)深まる「芸術の秋」、仙台で3つの写真展-テーマさざざまに(仙台経済新聞)仙台のカフェで写真家集団がグループ展-4人の「色」を表現(仙台経済新聞)ギャラリー・アビィ
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