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「たこ焼にあう七味」-なんばグランド花月の土産物店にコラボ商品

仲谷暢之さん(左)と松村進一さん(右)

仲谷暢之さん(左)と松村進一さん(右)

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 向井珍味堂(大阪市平野区)は11月3日、なんばグランド花月(中央区千日前)2階にある土産物店「よしもとおみやげもん横丁」で同店とのコラボ商品の販売を始めた。

店頭に並べられた「七味」「一味」「山椒」

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 きな粉、唐辛子、青のりなどの製造販売・卸売りを手掛ける同社は1947(昭和22)年創業。これまでOEMによる企業向けの取引が多かったが、数年前から自社ブランドを立ち上げたり、ネット販売を行ったりするなど販路を広げている。その一環として同店でも以前から販売しているが、同店で商品開発を担当する仲谷暢之さんから、「もっと土産っぽく展開したい」と話を持ち掛けられ、同社の松村進一さんが、「より土産物に適した」商品を開発したもの。

 販売を始めたのは、タコの味を生かすために辛さよりもスパイスの持つ香りを重視した「たこ焼にあう七味」、お好み焼きのソースに、「さらにパンチを加える」辛さにこだわった「お好み焼にあう一味」、ソースを染み込ませたときの串カツの味に鮮烈なアクセントを与える「串カツにあう山椒」の3種類(各525円)。持ち運びがしやすく香りの持続性の高いアルミ蒸着袋に入れたほか、土産物として買い求めやすい価格にするほど、味以外にも工夫を重ねた。

 松村さんは「例えばたこ焼きについて言えば、ソースや生地の味はそれぞれ違うため、微調整を重ねた」と商品開発について苦労した点を話す。既にリピーターもいるなど、「ぼちぼち売れている」(仲谷さん)という。

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