難波の老舗アイス店「北極」が「南極アイス」を販売-映画とコラボ

日向夏、いちご、マンゴーの3種類の味がある、「北極」の南極アイス

日向夏、いちご、マンゴーの3種類の味がある、「北極」の南極アイス

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 戎橋筋商店街の「北極 難波本店」(大阪市中央区難波3、TEL 06-6641-3731)で現在、映画「南極料理人」とコラボレーションしたシャーベット「南極アイス」が販売されている。

昭和20年の創業以来変わらぬ味を提供しつづけるアイスキャンデーの「北極」

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 同店は、1945(昭和20)年の創業からアイスキャンデー専門店として営業を続ける老舗。創業当時から味を変えず、大阪の人に長い間親しまれてきた。「購入客は年配の方から親子連れまでさまざま。無添加なので子どもにも優しい」(同店を経営するアークティックの久保田さん)という。味は人気のミルクからアズキ、パイン、ココアなど9種類。

 期間限定で販売されている「南極アイス」は、映画「南極料理人」の公開に合わせて企画されたもの。同作品は、南極観測隊として現地で勤務する人たちを題材にしたもので、極寒の生活の中で、心温まる料理を味わう隊員たちの姿や心の交流を描いている。出演者は堺雅人さん、生瀬勝久さん、きたろうさんなど。

 「南極アイス」について、久保田さんは「北極に南極アイスという組み合わせが面白いと思った」と話す。また「『南極料理人』の沖田監督に食べていただいた時、すごく気に入ってもらえた。監督は北極のマークが入ったシールを手帳に張っていると聞いて、うれしく思っている」と話す。今後については「現在この映画だけでなく、いろいろなコラボレーションのお話をいただいている。今回の南極アイスも好評なので、カップアイスも定番商品として提供していきたい」とも。

 「南極アイス」の味は日向夏、いちご、マンゴーの3種類。日向夏は、主演の堺雅人さんが宮崎県出身だったことから。またいちご味は、作中の氷にいちごのシロップをかけて食べるシーンからといったように、作品にちなんだ味になっている。1個250円。販売期間は、同映画の公開終了までを予定している。

 営業時間は10時~22時。

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