南堀江「感じる箱展」でワークショップ-外観と演技で中身を想像

箱の中身を想像させる演技を行う

箱の中身を想像させる演技を行う

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 南堀江の「dddギャラリー」(大阪市西区南堀江1、TEL 06-6110-4635)で2月28日、「箱」をモチーフにした企画展「感じる箱展」のワークショップ「レッツ メイク マイ“What’s in the box?”」が行われた。

講師を務めたgrafの置田陽介さん

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 同展は、中之島に拠点を構え、グラフィックデザイン・家具・照明・プロダクト・アート・食など「暮らし」に関連した幅広い活動を行うデザイン集団「graf」の企画展。「グラフィックデザイン」に焦点を当て、「箱」をテーマにした実験的な作品8点を展示する。

 今回のワークショップは、参加者に1人1個ずつ15センチ角の白い箱を配布、思い思いのテーマで箱に装飾を施し、その箱に何が入っているのかを外観により想像させるもの。さらに参加者が役者となり、見ている人に箱の中に何が入っているのかを想像させる演技を行い、その様子を撮影する。

 午前のワークショップに参加したのは、デザインや設計業の社会人のほか、デザイン系の学生など女性7人。始めに見本となる動画を見た後、それぞれが作る箱のテーマを話し合い、「水が入っている箱」「おいしそうな箱」「恥ずかしい箱」など、1時間かけて箱を作り込んだ。完成した箱を使い、2人1組で箱を使った演技を撮影、机の上に運ばれてきた箱を触ったり開けたりしながら、映像を見ている人に箱の中身が想像できるようなリアクションで演技を行った。

 講師を務めたgrafの置田陽介さんは「箱のテーマによってはリアクションの難しいものができるかもしれないと思っていたが、それぞれに工夫して作られていたので、思っていたよりもうまくいったと思う」と振り返る。

 3月6日にはグラフィックデザイナー・三木健さんとgraf代表の服部滋樹さんのトークショーを行う(参加無料、事前予約が必要)。営業時間は11時~19時(土曜は18時まで)。日曜・月曜・祝日定休。入場無料。3月13日まで。

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