宿泊するだけで「ピンクリボン」運動を支援-難波のホテルが宿泊プラン

「ピンクリボンコミッティー」の3人による勉強会の様子

「ピンクリボンコミッティー」の3人による勉強会の様子

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 南海難波駅近くのホテル「フレイザーレジデンス南海大阪」(大阪市浪速区難波中1、TEL 06-6635-7170)は10月から、宿泊するだけでピンクリボン運動に参加できる宿泊プラン「日本も女性も元気に J.POSHオフィシャルサポータープラン」を提供している。

同プランの宿泊客に向けた手書きのメッセージカード

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 昨年10月5日にオープンした同ホテルは、オープン直後からスタッフ内で「何か社会貢献をできないか」と考え、支配人が女性であることや、スタッフ35人のうち約3分の2が女性であることなどから、ピンクリボン運動への支援を決めた。

 ピンクリボン月間だけでなく年間を通じて支援を行うため、女性2人、男性1人で構成する「ピンクリボンコミッティー」を社内に立ち上げ、月1回の早朝勉強会を行うほか、神戸で行われたピンクリボンについての講演会に参加するなどし、乳がんに関する理解を深めた。社内メール「ピンクリボンレター」の配信や資料の回覧、社内へのポスター掲示などを通じて、まずはスタッフへの啓発活動を行った。

 今年1月には、大阪を拠点にピンクリボン運動を展開するNPO法人「J.POSH」(鶴見区)のオフィシャルサポーターに登録。ピンクリボン運動への具体的な支援策の一つとして10月5日から、宿泊客1人あたり2,000円を同ホテルからJ.POSHへ寄付する宿泊プラン「日本も女性も元気に J.POSHオフィシャルサポータープラン」の提供を開始した。

 宿泊料金は、1ベッドルームデラックス=1室1万7,600円、1ベッドルームエグゼクティブ=1室1万9,200円。共にモーニングセットのほか、啓発グッズとして「ピンクリボンバッジ」「バッグハンガー」が付く。

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