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堀江で「Tシャツバル」初開催へ 45店参加、売上一部防犯設備費に充当も

「堀江魂Tシャツバル」を企画した堀江の会の梅田りさ会長

「堀江魂Tシャツバル」を企画した堀江の会の梅田りさ会長

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 堀江の会(大阪市西区北堀江1)は7月1日~3日、堀江エリア一帯でバルイベント「堀江魂Tシャツバル」を開催する。

5人のアーティストがデザインしたアートTシャツ

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 南堀江、北堀江エリアにある45店舗を巡るバルイベント。参加者は、同会事務所や参加各店舗で販売している「アートTシャツ」(3,000円、バルチケット2枚付き)を購入し、付属のバルチケットで各店舗のバルメニューを楽しむことができる仕組み。バルチケットが無くなっても、アートTシャツを着ていれば、1回500円のキャッシュオンでバルメニューを注文できる(チケット2枚が必要なメニューは1,000円)。料理1品、ドリンク1品がセットになったバルメニューを提供する飲食店が中心だが、前髪カットやヘアアレンジを提供する美容室、ヨガ体験ができるヨガスタジオなども参加する。

 アートTシャツは、堀江にゆかりのあるアーティスト5人がそれぞれデザインしたもの。参加アーティストは、上田バロンさん、BOXER JUNTAROさん、黒田征太郎さん、Koyoさん、silsilさん。5月18日から販売し、6月20日までに1156枚を売り上げた。同会の梅田りさ会長は「既にアートTシャツを着用して過ごしている人を見掛ける。アートTシャツの力はすごい」と話す。

 アートTシャツの売上金の一部(1着につき1,000円)は、堀江エリアの公園周辺の防犯カメラの設置費用に充当する。「堀江エリアでは車上荒らし、ひったくり、痴漢行為などの路上犯罪が増えており、数年前にはオレンジストリートに防犯カメラが付いた。一方で道を一本入ると防犯カメラが付いていない場所も多いことから、いつか設置できればと考えていた。昨年11月、単なるチャリティーではなく、バルイベントと連携することを思い付いた。アーティストがデザインしたTシャツを買ってバルを楽しんでもらって、結果的に街のためにもなるというのが堀江らしいと思う」と梅田会長。既にカメラの設置に必要な100万円分を売り上げた。カメラの設置については事前に警察署に相談、アドバイスを受けている。

 アートTシャツの在庫は現時点で残りわずか。同会のオフィシャルサイト「堀江スタイル」内のコンタクトフォームから問い合わせるか、参加各店にも在庫がある場合も。バルチケットは当日券も販売する。

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