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「商人の街」大阪の経済発展を学ぶ-中央図書館で連続講座

「水都難波橋畔に聳ゆる大阪株式取引所の偉観」(「絵ハガキ帖」1921年より)

「水都難波橋畔に聳ゆる大阪株式取引所の偉観」(「絵ハガキ帖」1921年より)

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 大阪市立中央図書館(大阪市西区北堀江4、TEL 06-6539-3302)5階大会議室で7月9日から、連続講座「民都(みんと)の力-近現代大阪の経済発展-」が開かれる。

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 同講座は、今年、大阪市内で百貨店や商業施設の開業・リニューアルオープンが相次いでいることに関連し、大阪の商工業の発展をテーマに、専門家らが講演を行うもの。官に頼らない、商人の街・大阪の近現代の経済の歩みを紹介しながら、大阪の商業的魅力を探る4回シリーズ。

 講演内容は、7月9日=明治期から昭和戦前期までの大阪経済のあゆみを3人の人物を通じて紹介する「人物でたどる近大大阪のあゆみ」(大阪大学大学院経済学研究科教授、阿部武司さん)、16日=「忘れられた明治大阪の有力私鉄たち ~水都大阪の貨物輸送と鉄道の役割~」(追手門学院大学名誉教授、宇田正さん)、23日=新聞広告を通じて話す「百貨店広告に見る『大阪モダン』」(高松市美術館館長、宮島久雄さん)、30日=チキンラーメン、オルファカッター、グリコのおまけなど、取材者の視点から話す「はじまりは大阪にあり ~大阪発祥の商品の物語~」(フリーライター、井上理津子さん)の4テーマ。

 開講時間は14時~16時。入場無料。定員は当日先着300人。

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