南船場で「なんちゃってピンホールレンズ」展-独特のボケ感を楽しむ

ぼんやりとした淡い写真が特徴

ぼんやりとした淡い写真が特徴

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 南船場の写真ギャラリー「壹燈舎(いっとうしゃ)」(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6121-6202)で5月5日、自作したピンホールレンズを一眼レフカメラに取り付けて撮影した写真を展示する、「なんちゃってピンホールレンズ展」が始まった。

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 一般的なピンホールカメラは、レンズを使わずに小さな穴(ピンホール)を使って写真を撮るものだが、「なんちゃってピンホールレンズ」はレンズ付きフィルムのレンズを利用する。商品撮影やイベント撮影などを行う写真家・久保尚子さんが自作したもので、デジタル一眼レフカメラのボディーに取り付けて撮影することで、ぼんやりとした淡い写真が撮影できるのが特徴。

 会場には、久保さんが撮影した建物や舞台女優などのカラー写真約20点が並ぶ。久保さんにとっては今回が初めての個展となる。対象物に5センチほどまで近づくとピントが合うが、あえて離れて撮影することで独特のボケ感を表現した。レンズを使用しないピンホールカメラに比べると、撮影時間は短いという。

 同ギャラリーの杉本征克さんは「懐かしさとともに異次元の世界を楽しむことができる写真を展示している」と話す。10日には久保さんも同ギャラリーに来場する予定。

 営業時間は12時~19時。月曜定休。今月17日まで。

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