タイ料理店「ぶっかけタイ飯屋 タマダー」（大阪市中央区南船場1、TEL 06-6121-6979）が8月29日、トゥクトゥクによる移動販売を開始した。

バンコク銀行前で移動販売を行う

　長堀橋駅近くに6月28日にオープンした同店は、飲食店経営を手掛けるプーク クリエートサービス（同）が経営する。タイの屋台や市場にある「カオラートゲーン（ぶっかけ飯屋）」を再現、日替わりで、トムヤムクン、カナーと豚の炒め物、豚とタケノコのレッドカレー炒め、カニのカレー炒め、ガイヤーン（焼き鳥）、コームーヤーン（トントロ焼き）、ナムトック（トントロスパイシー焼き）など、タイ人の調理師が15～20種類を提供する。

　移動販売は、バンコク銀行大阪支店（中央区久太郎町1）横にトゥクトゥクを乗り付け行う。ご飯のほか好みの総菜を選ぶスタイルで、総菜2品＝550円、同3品＝750円で販売。トゥクトゥクのスペースが限られているため、移動販売で提供する総菜は8～9種類となる。9月上旬には2台目のトゥクトゥクによる移動販売も予定しており、「ツイッターで呼び掛けがあった場所などをランダムに回る」（店主のたまさん）という。

　たまさんは「タイフリークの人にはぜひ利用してほしい。大阪はタイ料理が安いというイメージが伝わり、関西のタイ料理シーンが変われば」と話す。「10月には、大阪市内に2号店のオープンを予定するなど、のれん分けにより多店舗展開を計画している。1店舗につき2台のトゥクトゥクを導入するので、今後、大阪市内でトゥクトゥクを目にする機会が増えるのでは」とも。

　移動販売の営業時間は11時45分～14時30分（売り切れ次第終了）。