大阪・アメリカ村のライブハウス「Pangea（パンゲア）」（大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-4708-0061）で5月26日、新潟のローカルアイドル「Negicco（ねぎっこ）」の大阪初ワンマンライブが行われた。

ライブ名物の「ネギライト」が光る会場

　「Negicco」は新潟の名産品「やわ肌ねぎ」のPRユニットとして2003年に結成し、「恋するねぎっ娘」でデビュー。タワーレコードのアイドル専門レーベル「T-Palette Records」に所属している。Kaedeさん、Nao☆さん、Meguさんの3人組。2010年の「エリア・アイドルNo.1決定戦 U.M.U AWARD 2010」で優勝したほか、フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ！」エンディング楽曲採用や、フジテレビ「笑っていいとも！」への出演など活躍の場を広げている。

　今回は大阪での初ワンマンライブとあり、200人以上のファンが詰め掛け、ライブハウスは満員に。「圧倒的なスタイル」「ねぎねぎRock ～私をお家に連れてって～」「恋のEXPRESS TRAIN」など過去の代表曲から6月20日発売の新曲「あなたとPop With You!」まで19曲を披露。熱唱とパフォーマンスに、会場のファンは白と緑の「ネギライト」を振って応えた。最後には3人そろってのラインダンスを披露し、ファン同士も一列に肩を組んで踊るなど、一体感のあるライブとなった。

　東京でのライブでは600人以上のファンが集まった時もあるという。タワーレコード広報担当の高橋さんは「アイドルと聞くと若い男性ファンのイメージが強いが、彼女たちのライブには、世代や性別を超えた色々な方が足を運んでくださっている。アーティストとして認知されてきたのでは」と話す。ライブの合間には、大阪に来ることへの思いやエピソードなどを紹介したメンバー。「やっとワンマンすることができた」と話すと、ファンから大きな歓声が上がった。ライブ終了後のなんば経済新聞の取材には「大阪の人の盛り上がりがすごい」「すぐにでも大阪でまたライブしたい」「次もたくさんの人たちに会いたい」と答えた。