大阪市立中央図書館（大阪市西区北堀江4、TEL 06-6539-3302）5階の大会議室で7月5日から、大坂の陣400年を記念した連続講座「乱世の大坂～よみがえる大地の記憶～」が開かれる。

　今年が「大坂冬の陣」から400年の節目を迎える年であることにちなみ行われる同講座。中世から大坂の陣に至るまでの大阪の歴史をひもとき、軍記物語や大阪の文化についても触れ、さまざまな角度から大坂の陣を取り上げる。7月5日～26日の毎週土曜に開く。

　各回のテーマと講師は、5日＝「上町台地と大阪の文学」（作家の有栖川有栖さん）、12日＝「大坂城前史－忘れられた中世の大阪－」（大阪市史料調査会調査員の生駒孝臣さん）、19日＝「難波戦記－大阪が育んだ真田幸村－」（講談師の旭堂南陵さん）、26日＝「大坂城主 豊臣秀頼の実像」（大阪城天守閣館長の北川央さん）。

　初回5日の有栖川有栖さんの講座のみ事前申込制で、定員を大幅に上回る応募があったため、当日の参加受け付けは行わない。12日～26日の各回は事前申し込み不要で、当日先着順で参加できる。

　開催時間は14時～16時。入場無料。定員は先着300人。