なんばシティ南館に地野菜中心のバイキング店-1,980円で食べ放題

バイキングコーナーには地野菜を中心とした新鮮な野菜が並ぶ

バイキングコーナーには地野菜を中心とした新鮮な野菜が並ぶ

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 なんばシティ南館に3月3日、地野菜バイキング「べジバイキング ブランチオ」(大阪市中央区難波5、TEL 06-6644-2532)がオープンした。

白を基調とした爽やかな店内

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 同店は、同館内のイタリアンレストラン「デルソーレ」の姉妹店。デルソーレは30~50代の女性をメーンターゲットにする。デルソーレの近くの区画で、閉店したカフェダイニング跡に、店主の百武洋一さんが居抜きでの出店を決めた。60平方メートルの店内にはテーブル席70席を設ける。デルソーレとの差別化を図るため、ターゲットを20代の若い世代やファミリー層とし、庶民的な雰囲気で地野菜を中心としたバイキング業態にした。

 価格は100分の時間制限で1,980円(小学生以下=990円)。地野菜を中心に魚介類、肉などを組み合わせ、野菜をおいしく食べてもらうことを目指した。料理の食べ放題に加え、自家製デザートの食べ放題とソフトドリンクの飲み放題が付く。平日の昼間にはセレクトランチ(60分=850円)を提供、日替わりパスタか豚ロースソテーなどの日替わりメーンのどちらかを選択し、ほかにスープやサラダ、パン、ライス、ソフトドリンクを自由に取れる形式とした。

 同店では、来店客数に応じて出す料理の量を細かく調整するなどしてロスを極力減らす工夫を行っている。青果商を介して年間を通じて安くおいしい野菜が手に入るよう、「西条ブランド」と呼ばれる愛媛県のブランド地野菜などを採用する。

 百武さんは10年前、27歳で脱サラ、29歳で飲食業に転身して修行を重ね、4年前に独立した経歴を持つ。「周りの人に助けてもらいながら生きている。その人たちにとって少しでも役に立つことができれば」と百武さん。西条ブランドなど地野菜づくりに取り組む農家と、そこで育てられた野菜を食べる来店客との橋渡し役に店がなることで、「みんなが幸せを感じることができれば」(百武さん)と話す。

 オープン初日を終え、百武さんは「とりあえずオープンできて一安心」と胸をなで下ろす一方、「店をオープンして、PRなど不足していることが多く見つかった。今後1カ月で一気に変えていきたい」と意気込みを見せる。「多くの方から愛される店にするために、いただいた意見に柔軟に対応して来店客が楽しめる店づくりをしていきたい」とも。

 営業時間は、平日=11時30分~14時30分、17時30分~23時、土曜・日曜・祝日=11時30分~23時。

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