なんばパークスタワー3階の「カタログハウスの店 大阪店」（大阪市浪速区難波中2）で2月18日、歌舞伎鑑賞入門講座「日本の伝統芸能を知る 歌舞伎 其の二」が行われる。

　歌舞伎の魅力、鑑賞の心得や演目の見どころなどを学ぶ同講座。講座の後には、実際に歌舞伎を鑑賞する。今回で2回目となり、2010年7月に行われた1回目には、40～60代を中心に40人が集まった。「歌舞伎などの伝統芸能は敷居が高いイメージがあるが、初心者にこそ来ていただきたい」とストアマネジャーの田中香織さん。

　講師は、NHK教育テレビ「日本の伝統芸能　歌舞伎鑑賞入門」で講師を務め、劇場で貸し出されるイヤホンガイドで歌舞伎解説を行う、歌舞伎ソムリエのおくだ健太郎さん。歌舞伎の基礎から舞台の仕掛けなど裏側の話、観客の掛け声についてなど、演目についてだけでなく幅広い内容を話す。講座の後、大阪松竹座（中央区道頓堀1）に移動し、市川染五郎さん、中村獅童さん、片岡愛之助さんなどが出演する「二月花形歌舞伎」（演目＝義経千本桜、研辰の討たれ）を鑑賞する。

　募集人数は60人。参加費は1人1万4,000円（歌舞伎1等席チケットと弁当代を含む。2人以上で申し込みの場合は1人1万2,500円）。