大阪・大丸心斎橋店（大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6271-1231）が8月18日、節電キャンペーン「百貨店で涼もう！グルメクーポン」を期間限定で始めた。

「節電感謝キャンペーン」のポスター

　企画は、政府が実施する「節電・省エネキャンペーン」に賛同した「スマートライフジャパン推進フォーラム」が実施する節電キャンペーンに参加したもの。同店では、大丸や松坂屋のサイト内に表示されるクーポンページを24の対象店舗で提示するとワンドリンクサービスや割引などのサービスが受けられる。

　今夏の安定的な電力供給を目的とし、「自宅のエアコンを切って、百貨店で涼しく買い物を楽しみませんか」と涼しい場所を大勢でシェアする「クールシェア」を呼び掛ける。同店PR広報担当の榎本陽子さんは「お盆明けの確実にまだまだ暑いこの時期に、こうしたキャンペーンをすることでたくさんの方にお越しいただきたい」と話す。31日まで。

　ブランド古着のユーズドセレクトショップカインドオル「アメリカ村店」（西心斎橋2）「堀江店」（西区南堀江1）、「なんば店」（難波千日前）」では、夏の節電対策の一環として8月1日～31日の14～16時に来店した客に瞬間冷却パックを配る「節電感謝キャンペーン」を実施している。

　今回初となるこの試みは、「夏場の電力不足を少しでも解消したいと考えたのがきっかけ」（同社）だという。最も電力需要が高まるとされる14～16時に瞬間冷却パックを無料配布するほか、全商品10％を割引くとともに買い取り価格を10％上乗せする。

　瞬間冷却パックは、当初用意していた2万個では足らず5000個を追加した。対象店舗は全国の27店舗だが、広報担当の河村宏さんは「店舗によりバラツキはあるが、大阪は特に多く出た」と話す。