回転ずし店「大阪まいもん寿司（ずし） 黒門店」（大阪市中央区日本橋1）が12月12日、黒門市場にオープンした。同地でスーパー「千成屋」を営業していた千成屋（同）がフランチャイズ運営する。

「大阪まいもん寿司 黒門店」内観

　本部は「金沢まいもん寿司」を全国に展開するエムアンドケイ（金沢市）。大阪では同名の店舗でルクア店、吹田グリーンプレイス店があるが、日本橋では「地元の人になじみを持ってもらおう」と「大阪まいもん寿司」の名前でオープンする。店舗面積は約300平方メートル。席数は、カウンター＝14席、テーブル＝98席。

　北陸の魚を中心に、1皿180円～1,200円で提供する。メニュー数は約80種。精肉店「萬野総本店」の肉を使った肉ずしや、鮮魚店「新魚栄」のウナギを使った握りずしなど周辺店舗と協力して限定メニューを用意する。ドリンクはビールやサワーのほか、石川の地酒を取りそろえる。

　店長の中西謙友さんは「客単価は3,000円と回転ずしとして高いが、1店舗当たりの社員も多く、北陸の新鮮なネタを使うなどこだわりを持っている」と自信を見せる。来年2月以降に完成予定の2階は、完全予約制のコースのみで営業するという。

　営業時間は9時～19時30分。