なんば経済新聞の2009年上半期のPV（ページビュー）ランキング1位に、「アメリカ村のマクドナルドに期間限定Tシャツショップ－『バラ色Tシャツ』を販売」が輝いた。ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもので、上位10位のランキングは以下の通り。（カッコ内は掲載日）

1. アメリカ村のマクドナルドに期間限定Tシャツショップ－「バラ色Tシャツ」を販売（6/12）2. 飛行機のファーストクラスをイメージしたホテル－難波に「ファーストキャビン」1号店（2/19）3. 阪神・近鉄、相互直通運転開始を記念で共同グッズ－数量限定で販売（3/14）4. 阪神なんば線、いよいよ明日開業－記念グッズやイベント続々（3/19）
5. トドクック「ワケあり食材」宅配サービス、主婦の人気に－時代にマッチ（2/17）
6. 阪神なんば線、開業－大阪難波駅発の一番列車で出発式（3/20）
7. 神戸－奈良間の相互直通運転ダイヤ発表－1時間あたり最大10本（2/20）
8. 道頓堀「白いタイヤキ」に長蛇の列－「キャラメル」など新メニュー続々（4/1）
9. 飛行機のファーストクラスをイメージしたホテル「ファーストキャビン」－内部を公開（3/27）
10. 神戸－奈良間を最速76分で相直運転－阪神なんば線開業まで2カ月（1/16）

　ランキング1位に輝いた「マクドナルドのTシャツショップ」は、同社が販売しているハンバーガー「クォーターパウンダー」の販促企画。「御堂筋周防町店」の2階部分が期間限定で「バラ色」のTシャツを販売するショップに変身した。同時期に「渋谷センター街店」でも同様の企画を行っており、シブヤ経済新聞の同様の記事がヤフートピックスで掲載されたことから、なんば経済新聞の記事へのアクセスも増大した。

　2位・9位にランクインした「ファーストキャビン」は、新タイプのカプセルホテルの1号店がオープンしたという記事。「キャビンスタイルホテル」というコンセプトのもと、従来のカプセルホテルの概念を覆す2メートル四方の大きさの「キャビン」が特徴で、テレビの情報番組や雑誌にも頻繁に取り上げられたことから、長期間にわたり注目を集めた。

　3位・4位・6位・7位・10位には阪神なんば線関連の記事がランクイン。上半期の広域なんば圏における最も大きな話題だったこともあり、各記事ともに注目を集めた。特に開業直前には停車駅やダイヤに関する情報を求めてのアクセスが多く、新路線の利用意向の高さをうかがわせた。開業から3カ月を経過するが同線の利用状況は良好だ。

　5位にランクインした「トドクック」の「ワケあり食材」宅配サービスは、パッケージに傷が付いたが品質に問題がない商品や、賞味期限が近い商品などを格安で販売するもの。在阪テレビ各局の情報番組や関西ウォーカーなどの情報誌でも取り上げられ、その度に多くのアクセスを集めた。

　8位の「白いタイヤキ」は、いまや全国的にブームとなった、タピオカを練りこんだモチモチとした新触感のたい焼きの話題。広域なんば圏では道頓堀にある店が有名で、なんば経済新聞で紹介して以来、雑誌や口コミで話題が広がり、現在でもアクセスランキングの上位に頻繁に入るほどの人気だ。

　今月は「くいだおれ太郎」がリニューアルオープンする「中座くいだおれビル」（大阪市中央区道頓堀1）の店頭に立つことになっており、ついに道頓堀に帰ってくる。また、「水都大阪2009」の開催が8月22日にせまっており、今年後半もミナミの動向から目が離せない。