バレンタイン催事が2月9日、大丸心斎橋店（大阪市中央区心斎橋筋1）で始まった。

「マリベル」の今年限定デザイン商品

　今年のテーマは、「ラグジュアリーバレンタイン」。本館1階イベントスペースでは初のポップアップショップ「Select Chocolate」を展開する。地下2階フードホール「世界酒BAR　セカサケ」ではチョコに合う酒も用意する。

　ポップアップショップでは、世界のショコラティエ6ブランド約80種類の商品を販売。ニューヨークで人気が高いという「マリベル」は、今年限定デザイン「ブルーボックス（ジャックコレクション）」（6個＝3,888円）を、バルセロナに本店を構える「カカオ サンパカ」は4種類のチョコレートでクマの毛並みを表現した「ハートベア カロロ」（1万800円）などを、それぞれ用意する。

　地下2階フードホール「世界酒BAR セカサケ」では、チョコレートとの相性を考えて仕上げたシャンパンやカクテルなど限定ドリンク4種類を提供する。カンパリやフランジェリコをシェイクし、生クリームフロートを乗せた「バレンタイン」（1,200円）や、食用バラで作った微炭酸のサイダー「プレミアムスパークリングローズ（ノンアルコール）」（770円）などを用意。1階のポップアップショップで購入したチョコレートを持ち込むこともできる。

　各フロアのカフェやレストランでは、チョコレートを使用したスイーツを6店が提供する。フランスのシェフアラン・デュカスによるショコラ専門店に併設された地下1階「ル・ショコラ・アラン・デュカス」では、大丸心斎橋店限定メニュー「プロフィットロール ソース・ショコラ グラス・ヴァニーユ」（1,870円）を提供。お茶の伊藤園が手掛ける7階「フォーグリーンリーブス ITOEN」では、抹茶ジェラートや季節限定品のチョコレートジェラートを提供する。

　定額制音楽ストリーミングサービス「AWA」の「バレンタインミュージックプレイリスト」をプレゼントするサービスも実施。同催事の期間中に、本館地下1階、1階、4階～8階、パルコ8階の対象売場でギフトを買うと、バレンタインミュージックリストにアクセスができる2次元バーコード付きのカードを提供する。9種のプレイリストが試聴できる。無くなり次第終了。

　店舗営業担当の橋口ゆりさんは「コロナ禍で大変な状況が続くが、こんなときだからこそ人とのつながりが大切。厳選したブランドのチョコレートやぜいたくな空間での大切な人とのラグジュアリーを感じてほしい。思い出に残るバレンタインにしてもらえれば」と話す。

　営業時間は10時～20時。2月14日まで。