南船場でモノクロプリント体験-ギャラリーで少人数制の集中塾

現像液・停止液・定着液を使ってモノクロ写真をプリントする。

現像液・停止液・定着液を使ってモノクロ写真をプリントする。

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 南船場の写真ギャラリー「壹燈舎(いっとうしゃ)」(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6121-6202)は現在、モノクロプリントを体験する「モノクロ体験集中塾」を開いている。

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 「モノクロ体験集中塾」は同ギャラリー代表の杉本征克さんの指導の下、写真のモノクロプリントの工程を実際に体験できるもの。1回2時間の塾を計3回行い、参加者は順にフィルム現像、コンタクトプリント、2Lサイズへのプリント、20センチ×25センチへのプリントを体験する。「人数が多いと順番待ちをしてもらうことになる」ため、2人という少人数での指導を行っている。開催は2回目。

 「参加者の多くが女性。モノクロ写真に興味を持つ人が少しずつ増えているのでは」と杉本さん。「ギャラリー使用が優先だが、今後も継続して開講していきたい」とも。モノクロプリントの魅力については、「自分の作業で写真が浮かび上がるのは楽しいもの。自分の色を見つける喜びを知ってもらいたい」と話す。

 京都市から参加している女性は「普段旅行でよく写真を撮るが、モノクロ写真は新鮮」。大阪府八尾市の女性は「自分の手で丁寧にプリントしてみたくて受講した。本来は専用の暗室やセットが必要な作業なので、こうした機会があるのはうれしい」と話していた。

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